JCBカードの自転車保険が人気、単独の自転車保険との違いは?

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自転車保険が必要な訳と、保険で重要視する点は

JCBカードのトッピング保険の中の自転車プランと日常生活賠償プランが、注目を集めています。
病気やけがといった本人や家族に及ぶ不慮の事故だけでなく、自分が加害者となってしまった時の保証が手厚いためです。しかも、JCBのクレジットカードを保持していれば、かけ金が単独の保険のおおよそ1/3以下で済みます。
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JCBカードトッピング保険

自分が加害者となってしまった場合の保険が、自転車プランと日常生活賠償プランにあります。JCBの賠償保険は、JCBのクレジットカードをもっているだけで、通常の単独で加入する自転車保険と比べて1/3以下の保険料で、同等の保証が得られると言うのが大きなメリットです。

JCBトッピング保険の中で、自転車保険と日常生活プランとの違いは、入院保険金日額1000円の有無となります。
入院保険金は、自転車保険にしかありません。

月額の支払いが、自転車保険の場合は260円なのに対して、日常生活賠償が130円です。
日常生活賠償プランは、申し込みした本人だけでなく、その配偶者、本人と生計を共にする同居する親族も対象となります。
つまり、カードを持たない子供が、他人を怪我をさせたり物を壊しても保証されます。

わずか、月々130円で、手厚いですよね。

トッピング保険には、その他に、携帯品プランやゴルフプラン、旅プランといった生活に密着した保険も揃っているために、組み合わせてかけることができるのも魅力なのです。

自転車保険が、話題に上るようになった理由

怪我をさせてしまった器物を壊してしまった時は、精神的に重荷を背負いますし、その上、金銭的にも損害を補償しなければなりません。

車の損害保険をかける大きな目的のひとつは、対人賠償保険や対物賠償保険のはずです。他人に迷惑をかけたくないし、思わぬ多額の賠償で、大きな債務を背負う可能性のリスクを減らすためです。
勿論、自らの生命が一番大事です。

自転車保険が注目された要因は、3つでしょう。自転車に乗る人口が増えたことによる無謀な運転、自転車交通法の大幅改正、電動自転車の普及となります。

下記に詳しく書きますが、電動自転車は除きました。利用する方はまだそう多くないし、安全性の情報量は少ないため、一概に言えません。
現在分かっていることは、バッテリーの重さが重いためにお子さんを載せる場合は、転倒の危険性があるということです。

自転車に乗る方のマナー違反

実際、自転車が加害者になる事例のほとんどは、マナー違反です。簡単に事例と、その損害補償額をあげてみます。

信号無視して交差点を突進したところに、青信号で横断歩道を渡っていた55歳の女性にぶつかり死亡させた事例は、賠償額5,438万円。

夜間に無灯火で、携帯電話をしながら自転車に乗り、前に歩いている57歳の看護師とぶつかり、看護師は歩行困難の障害者となった場合は、賠償額5,000万円。

夜間、無灯火で自転車に乗り、75歳の女性と正面衝突をして、女性は後障害2級になった事例は、3,124万円。

2013年には、小学5年生が、女性にぶつかり寝たきりの障害になった事例では、なんと9,500万の賠償を請求されています。

いずれも、全財産をつぎ込むどころか、借金をしなければ到底用意できない金額となっています。年々保証額は上がる傾向にあり、その理由は、自転車が自動車と同じ危険物であるといった意識が強くなったためです。自転車の道路交通法が強化されたことも、大きな影響を与えています。

自転車の道路交通法が強化

2013年12月1日に施行された路側帯通行での自転車の逆走運転は、罰金は3ヵ月以下の懲役、5万円以下の罰金でした。しかし、このことを一般の多くの人は知りません。町では相変わらず、右を走っている自転車を多くみます。

警察に見つかって罰金を払うだけなく、こうした人が事故を起こせば、自転車側の過失は大きく問われ、多額の損害賠償にも繋がっていくはずです。

さらに、今年2015年6月1日に新たに道路交通法が改正されます。危険運転の項目が増えました。

3年以内に2回以上繰り返せば、違警察本部や運転免許センターにて、3時間の「自転車運転者講習」を受けなければなりません。もし、講習を受けなければ、5万円以下の罰金となります。

危険運転の項目は、14歳以上が対象で14項目となります。ざっくり書くと、歩行車を優先させて、信号無視など交通ルールを守ることです。自動車と同じに、飲酒運転は罰則の対象になりますし、ブレーキ不良のまま自転車を走らせても、罰則が科せられます。

自転車保険の種類

自転車保険を、取り扱う会社が増えました。ただ、自転車をのる方は多いからでしょうか、その人数が保険金を安くしているように伺えます。わずかな掛け金を節約せずに、必ず入って、万が一に備えるのが賢明です。

TSマーク付帯保険

自転車安全整備店の看板のあるお店で、『TSマーク付帯保険』に加入することができます。お店で点検整備を受け、TSマークを自転車に貼ってもらうと、障害保険と賠償責任保険に入れます。

保険の有効期限は、点検日から1年間ですので、年に1回、定期点検を受ける事で、保険を更新する方法をとります。

ただ、このTSマークの保険は、個人賠償責任保険の限度額が最高でも5000万円となります。上記に記載したとおり、1億近い賠償金額を請求される事例が多い中では、心もとない金額でもあります。

人を傷つけたり、高額な器物を壊した時の賠償額の請求された場合のリスクを考えるなら、個人賠償責任保険に重点を置くべきです。

損害保険が提供する自転車保険

私は三井住友海上のネットdeサイクル保険に加入していますが、ネットで申し込みができてかなり便利です。この保険は、個人賠償責任保険が、最高1億円で、事故を起こした相手との示談交渉サービスもついています。

不明な点がありましたので、フリーダイヤルで電話をしたら、親切に教えてもらいました。また、分からない点があったら、何度でも電話して良いですよと、感じも良かったです。

JCBクレジットカードのトッピング保険

今一番注目されているのは、一番最初に上げましたJCBのトッピング保険(この中の日常生活賠償プラン)となります。

しかし、全てのJCBのカードで、トッピング保険に加入できるわけではありません。
基本的に、JCBの純正カードであるようです。

JCBブランドは、年会費がかかるか、リボ払い月のものが大半で、保険狙いでクレジットカードをつくるのは難しくなります。

実は、ちょっとお得なカードもあります。
提携しているお店が年会費を負担しているようで、年会費無料で、トッピング保険の加入が可能なクレジットカードもあります。

JCBのEITかリクルートカードです。EITはリボ払いのカードなので、保険を利用する時も手数料がかかると聞いています。

当サイトはポイントを有利に貯める方法を提示していますので、ポイント還元率が高く、トッピング保険狙いとなると、リクルートカードをおすすめします。
ちなみに、年会費無料のリクルートカードでOKです。

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